「やまのいも」は、かゆくなる?
里で作られる「さといも」に対して、山で自生していたことから呼ばれるようになった「やまのいも」。長芋・自然薯(じねんじょ)・大和芋など世界中で約600種類あると言われ、イモ類の中では水分とたんぱく質が多く、炭水化物とエネルギーが少ないヘルシーな芋です。ビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく含まれていて、炭水化物を分解する酵素(アミラーゼ)が多く含まれているため、芋ですが生で食べることができます。
すりおろして食べる「とろろ」、短冊状に切ってポン酢をかけたり、輪切りにしてバターじょうゆで焼いたり、やまのいもの旬は10月~3月なので、今が美味しい季節です。ただ、やまのいもは調理中に触った手がかゆくなることがあります。原因は、針のように尖った形をしている「シュウ酸化カルシウム」。これが皮付近に多く含まれていて、皮をむいたりすりおろしたりするときにばらばらになり、皮膚に突き刺さることでその刺激がかゆみになります。もしやまのいもを触って手がかゆくなったら、かゆい部分に酢をつけて、擦るように揉んで水で洗い流すとかゆみがおさまります。また、40℃前後のお湯をかゆい部分につけると、かゆみやぬめりを落とすことができます。かゆくなるのが苦手で調理ができなかった方は、ぜひこの方法でかゆみを乗り越えて調理してみてください。ちなみに我が家では今夜すりおろした「加賀丸いも」を、お雑煮のようにしていただく予定です♪
